2006年 12月 12日
龍安寺
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京都で仕事。その足で心に養分を、と金閣寺と龍安寺へ行ってきた。
龍安寺の石庭は久々。かなりよかった。
ここまでぐっと来た事はなかったので
自分の成長?と共に見え方が変わってきてるんだと思った。
ここの石庭は砂利敷きの上に所々石が配置されている。
それを取り囲む2辺の土塀は版築。
土壁に配合した油がしみ出てきて黒いまだら模様が出てきている。
今回は土塀が石庭を後ろから演出というか、支えているような感じがしてならなかった。
この不思議な空間の感じは、何なんだろうと考えていた。
ふつうの風景なら、土が地面にあって、積石が壁面を
構成している場合が多く、見慣れているのだけど、
ここでは土が壁にきていて、石が地面にきて、反転しているからなのではないだろうか。
反転していることで非日常空間を演出しているという事。
懐中電灯を顔の下から当てる感じ。(どうかなーこの例え)
と、帰りの電車で考えていたのだった。
龍安寺の石庭は久々。かなりよかった。
ここまでぐっと来た事はなかったので
自分の成長?と共に見え方が変わってきてるんだと思った。
ここの石庭は砂利敷きの上に所々石が配置されている。
それを取り囲む2辺の土塀は版築。
土壁に配合した油がしみ出てきて黒いまだら模様が出てきている。
今回は土塀が石庭を後ろから演出というか、支えているような感じがしてならなかった。
この不思議な空間の感じは、何なんだろうと考えていた。
ふつうの風景なら、土が地面にあって、積石が壁面を
構成している場合が多く、見慣れているのだけど、
ここでは土が壁にきていて、石が地面にきて、反転しているからなのではないだろうか。
反転していることで非日常空間を演出しているという事。
懐中電灯を顔の下から当てる感じ。(どうかなーこの例え)
と、帰りの電車で考えていたのだった。
by 9-n
| 2006-12-12 22:49
| 建築探訪 日本