2012年 09月 13日
建築学会大会2012
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建築学会大会のため、名古屋大学へ。
「版築壁を用いたホテル客室の熱環境性能
素材による冷房負荷軽減のためのケーススタディー」
を環境工学Ⅱの部門で発表しました。
現在芦澤竜一建築設計の統括設計、私の事務所が左官技術意匠指導を担うホテルが琵琶湖畔に計画されています。 ホテルの客室において「界壁となる版築壁」が計画されているのですが、「版築壁」および、「外気導入」ふたつの冷房負荷削減効果を、小玉祐一郎先生の指導の下にシミュレーションし、検証した内容についての発表です。
macの宿命か、スライドが上手く投影されないピンチもありましたが、
なんとか持ち時間内に発表ができました。
質問も多く出て、このプロジェクトが注目されていることを実感できました。
今回初めて環境工学の部門で発表しましたが、前後の先生方の発表もとても興味深かったです。
中でも宿谷昌則先生の「パッシブ型・アクティブ型技術の比較考察」はあと1時間位拝聴していたかった内容でした。
アクティブ型技術の極みとして、原発を挙げられ、建築のアカデミズムの中でも原発の事については議論がされていない事などもまずいと指摘されていました。人の生活は、身の丈に合ったパッシブ型の程よいサイズである事を前提条件とすべきなど、大変共感し、これから在るべき方向性についてとても勇気づけられる内容でした。
心もとない発表を見守って下さった武政孝治先生、宮岡君、井垣さん、松元さんありがとうございました。
「版築壁を用いたホテル客室の熱環境性能
素材による冷房負荷軽減のためのケーススタディー」
を環境工学Ⅱの部門で発表しました。
現在芦澤竜一建築設計の統括設計、私の事務所が左官技術意匠指導を担うホテルが琵琶湖畔に計画されています。
macの宿命か、スライドが上手く投影されないピンチもありましたが、
なんとか持ち時間内に発表ができました。
質問も多く出て、このプロジェクトが注目されていることを実感できました。
今回初めて環境工学の部門で発表しましたが、前後の先生方の発表もとても興味深かったです。
中でも宿谷昌則先生の「パッシブ型・アクティブ型技術の比較考察」はあと1時間位拝聴していたかった内容でした。
アクティブ型技術の極みとして、原発を挙げられ、建築のアカデミズムの中でも原発の事については議論がされていない事などもまずいと指摘されていました。人の生活は、身の丈に合ったパッシブ型の程よいサイズである事を前提条件とすべきなど、大変共感し、これから在るべき方向性についてとても勇気づけられる内容でした。
心もとない発表を見守って下さった武政孝治先生、宮岡君、井垣さん、松元さんありがとうございました。
by 9-n
| 2012-09-13 20:08
| イベント・講演会