2012年 06月 28日
祝島集落 練塀の修復マイスター第二号に認定されました。
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この島を構成する独特の練塀がつくる風景は、殆ど知られていません。
日本でなく、異国の風景かと思う程ユニークで面白いのです。
この練塀は厚み45〜50センチの厚い土壁でできています。壁の外側に石を積んで、石と石の間に土を充填して積み上げていったもの。海風の風化から守るために土壁部分は漆喰で保護されています。これが祝島の至る住宅の土塀や外壁に使われています。
この練塀を大切にしよう、修復して集落保全をしようという動きが祝島集落“練塀”修復保存会 会長 橋部好明さん、広島工業大学の森保先生、住田昌二先生(大阪市立大学名誉教授・練塀マイスター第一号)をはじめとした方々と共に取り組んでいたところ、これらの貢献をみとめられ、
このたび、「練塀の修復保存マイスター」第二号に認定していただきました。
ありがとうございます。
これからも祝島の練塀をとおした集落保全を応援していきたいと思います。
このマイスター制度と合わせて練塀憲章も出されました。この話は次回に。
by 9-n
| 2012-06-28 12:06
| 祝島