2005年 09月 27日
京都
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苔寺に行った。印象的だったのは庭園はしかり、庭園を見る前に写経をしなければならないのだが、講堂にびっしり(その時間の参拝受入れ100人以上)居る人皆でお経を唱え、写経をする光景だった。
また、庭園内にある昔からの茶室や建物は禁欲的な位の質素さなのに、新しい講堂は金ピカ志向だったので、参観志納が随分とこちらに反映されている様に見えた。
苔寺周辺は初めて行ったのだけど、次行きたかった鈴虫寺が万博みたいに1時間も並ばないと入れない人気なんて知らなかった。
翌日、「清水ヶ丘の家」の施主夫妻の結婚式に出席。
町家レストラン、上方落語、夫妻自らが司会し、形の見えない事のデザインが自らでなされた、その場を共有できて良かったと思える結婚式だった。
思えば「清水が丘の家」の家づくりも、彼女の「結婚」というセルフプロデュースの流れの中の一つにあったのだと改めて気付き、それに参加できた喜びと、企画実行のパワーを感じた。
by 9-n
| 2005-09-27 00:53
| 建築探訪 日本