2012年 03月 02日
つちのいえ たまご茶会
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少し前になりますが、京都市立芸術大学の井上明彦先生率いるプリュチームが制作した「つちのいえ」お披露目会がありましたので、参加させていただきました。
美術家のつくるたてものは建築家のつくるものとひと味もふた味も違い、刺激をうけます。
私は、2009年春にこの建物づくりが始まった頃、版築づくりを教えに行かせて頂いたのです。
私は、この版築の脱型を見るまでもなく、ドイツへ行ってしまいましたが、
脱型の様子など井上先生はドイツへ写真を送って下さいました。
そしてようやくのご対面、版築は「つちのいえ」中心の最も良い場所に鎮座されており、
屋根が掛かるまで随分掛かった様ですが、保護されていたため傷みも少なく、綺麗。
しっかりと一層一層搗き固められています。
時々思うのですが、職人のつくる版築は時に綺麗すぎたり、工期と予算の制約もある中で作るからか、味わいがいまいちな場合があります。それに比べてこの版築はじっくりゆっくり作られているためか、素朴で純粋な美しさがあります。
外周を囲む様々な工法でつくられた土壁は、ブルキナファソからの影響も感じます。
コントラバスによる音楽会「つちのいのり」は、土空間に音が響いてなんとも素晴らしかったです。
土空間と音響は相性がいい。
寒かったですが、共に土を作った方々と久々の再会を果たし、楽しく過させて頂きました。
美術家のつくるたてものは建築家のつくるものとひと味もふた味も違い、刺激をうけます。
私は、2009年春にこの建物づくりが始まった頃、版築づくりを教えに行かせて頂いたのです。
私は、この版築の脱型を見るまでもなく、ドイツへ行ってしまいましたが、
脱型の様子など井上先生はドイツへ写真を送って下さいました。
そしてようやくのご対面、版築は「つちのいえ」中心の最も良い場所に鎮座されており、
屋根が掛かるまで随分掛かった様ですが、保護されていたため傷みも少なく、綺麗。
しっかりと一層一層搗き固められています。
時々思うのですが、職人のつくる版築は時に綺麗すぎたり、工期と予算の制約もある中で作るからか、味わいがいまいちな場合があります。それに比べてこの版築はじっくりゆっくり作られているためか、素朴で純粋な美しさがあります。
外周を囲む様々な工法でつくられた土壁は、ブルキナファソからの影響も感じます。
コントラバスによる音楽会「つちのいのり」は、土空間に音が響いてなんとも素晴らしかったです。
土空間と音響は相性がいい。
寒かったですが、共に土を作った方々と久々の再会を果たし、楽しく過させて頂きました。
by 9-n
| 2012-03-02 10:44
| 土の建築